沿革

1940 1950 1960 1970

1947年頃
General Electric社の70Mev電子シンクロトロンで放射光の観測
1956年
Cornellの320MeV電子シンクトロンを使って最初の放射光特性の研究(米国)
1961年
NRSーSURF(米国)で最初の放射光利用研究
1962年
東大原子核研究所の電子シンクロトロンからの放射光を利用日本における本格的放射光研究グループ(INS-SORグループ)の誕生
1966年
DESY(ドイツ)にて放射光研究始まる
1968年
米国で素粒子研究用として建設された電子蓄積リングTantalus(Wisconsin)が放射光専用器として援助開始
1969年頃
日本においても真空紫外物理学を推進するための放射光専用電子蓄積リングを求める声
1974年
INS SORグループが中心に放射光専用電子蓄積リング(SOR-RING)を建設。放射光専用機として建設された世界初の装置。
1980 1990 2000 2010
1983年
フォトンファクトリー(PF)の共同利用開始
1984年
UVSOR(極端紫外光研究施設)の共同利用開始
1987年
PF-ARの共同利用開始
1988年(昭和63年)10月
日本原子力研究所(原研)と理化学研究所(理研)が大型放射光施設研究開発共同チームを設立
1989年(平成元年)6月
建設地を兵庫県播磨科学公園都市に決定
1990年(平成2年)12月
財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)設立
1991年(平成3年)11月
原研と理研がSPring-8の建設工事に着手
1994年(平成6年)10月
「特定放射光施設の共用の促進に関する法律」(平成6年法律第78号)が施行され、JASRIが「放射光利用研究促進機構」に指定される
1994年
第三世代大型放射光施設
ESRF(フランス)の共同利用開始
1996年
第三世代大型放射光施設
APS(米国)の共同利用開始
1997年(平成9年)3月
放射光の発生を確認
1997年(平成9年)10月
第三世代大型放射光施設
スプリングエイト(SPring-8)の共同利用開始(供用開始)
1999年
立命館大学SRセンターが共同利用開始
2000年
NewSUBARUの共同利用開始
2002年
広島大学HiSORが共同利用開始
2005年(平成17年)10月
原研がSPring-8の運営から離脱 理研、JASRIによる2者体制への移行
2006年(平成18年)7月
「特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律」(「特定放射光施設の共用の促進に関する法律」(平成6年法律第78号)の改正法)施行
2006年
佐賀大学SAGA-LSが共同利用開始
SPring-8に隣接して次世代放射光源X線自由電子レーザーの建設開始
2007年(平成19年)3月
JASRIがSPring-8の利用促進業務を行う登録施設利用促進機関に選定される
2009年(平成21年)6月
SPring-8の利用研究者がのべ10万人となる
2011年(平成23年)3月
JASRIが特定放射光施設(SPring-8およびSACLA)の利用促進業務を行う登録施設利用促進機関に選定される
2012年(平成24年)4月
財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)が公益財団法人に移行